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【国際部】2014年度 第2回 日本研修閉講式
2014年12月24日
柔道整復術 大きな森に育てたい!!
モンゴル人准医師 研修成果を報告
日本伝統治療(柔道整復術)指導者育成・普及プロジェクト
2014年度 第2回 日本研修閉講式

 公益社団法人日本柔道整復師会(以下、日整)は、2014年度日本伝統治療(柔道整復術)指導者育成・普及プロジェクトの第2回日本研修閉講式を平成26年12月14日(日)、関係各機関から来賓を迎え上野精養軒において厳粛な雰囲気の中で開催しました。本プロジェクトは、2011年9 月から5年計画によりモンゴル人のみで柔道整復術普及活動が行われる体制づくりを目的として、日本においてモンゴル人指導者候補の人材育成のため年2回実施しています。
 研修を終えたのは、ムンフバートル・ボロルチメグ准医師、バトムンク・アルタンエルデネ准医師、オユンバートル・ダリンチュルン准医師の3名。研修生は、この事業に理解を示していただいている病院と整形外科医院および日整会員の接骨院で2ヶ月間にわたり、骨折や脱臼、捻挫、靭帯損傷などの臨床所見や鑑別診断、治療法について学んだことを報告しました。その高い習得力には称賛の拍手が送られました。
 研修生には、独立行政法人国際協力機構東京国際センターの佐々木十一郎所長と工藤鉄男日整会長より受講証明書が授与され、記念品として解剖学書が贈呈されました。代表してオユンバートル准医師は謝辞の中で、柔道整復術の指導者育成を木の成長に例え、日本でいただいた種を母国で蒔き、木から林にそして大きな森になるまで大切に育てることが感謝と恩返しになるとの旨を語り、会場全体が感動に包まれながら閉式となりました。
 この後、日整の合同部会懇親会が開かれました。日本の文化が生み武士道精神を持った柔道整復術の発展を担い、併せて柔道の教育的価値も世界の人々に広めるようとする高邁な日整の公益事業に対し、来賓の皆様から心温まる多くの祝意をいただきました。









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