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財団法人 国際医療技術交流財団・財団法人 国際開発救援財団の主催にて、日本柔道整復師会が実施協力団体として、2010年度 個別研修 柔道整復師コースが6月8日から7月29日までの約2ヶ月間の柔道整復教育機関ならびに医療機関・施術所にて柔道整復術の研修を行いました。
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本研修コースの目的は、開発途上国において柔道整復術分野の業務に従事しており、かつ指導的立場にある人材を日本に招き、講義、実習等を通じて開発途上国の伝統医療の発展に必要な技術、技能、知識を習得せしめ医療の向上に資することであります。
研修候補者の推薦は日本伝統治療(柔道整復術)普及プロジェクトのカウンターパートであるモンゴル国立健康科学大学の協力のもと実施されました。
研修内容は、 (1)知識習得のため柔道整復師の養成学校及び研究機関において研修を行なう。 (2)柔道整復術の徒手技術習得のため柔道整復師の施術所及び外傷の診断治療の技術向上のため、整形外科等の医療機関において研修を行なう。 (3)日本の伝統医療である柔道整復術の理解力を高めるため地域での人々との交流も併せて図る。 とあり、国内の各施設にて研修を行いました。
今後は、モンゴル国における日本伝統治療(柔道整復術)普及プロジェクトにも研修員が積極的に現地スタッフとして参加することにより、モンゴルでの研修内容の再履修を含め、息の長いサポートを行えればと考えております。
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