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【学術教育部】平成31年度から「匠の技 伝承」プロジェクトが始動 「匠の技 伝承」プロジェクト プレ開催報告
2019年01月31日
平成31年度から「匠の技 伝承」プロジェクトが始動

 本会は、来年、柔道整復術公認100周年を迎えるに当たり、無血徒手整復術である柔道整復術を後世に伝承するべく、骨折・脱臼の施術技術の習得の場として「匠の技伝承」プロジェクトを平成31年度からスタートするため、現在準備を進めています。
 今回、東京地区で関東近県を中心に受講者を募り、本開催前にプレ開催(トレーニング講習)を行いました。
 31年度開催日程等、詳細については、決まり次第ホームページ等でお知らせいたします。

「匠の技 伝承」プロジェクト プレ開催報告

学術教育部

開催日時 平成31年1月27日(日)  13:00〜17:00
開催場所 東京都柔道整復師会館 3階会議室
受講者16名  運営者・講師10名

司会進行 学術教育部 長谷川貴一
開会の辞 13:00  学術教育部長 長尾淳彦
 開催の目的・意義を説明し、「プレ開催は本番への助走です。皆さんのご意見を参考にしながら今後進めていきたい」と述べた。

挨拶 副会長 萩原正和
「柔整の骨折・脱臼の取扱いが少なくなっている今、原点に戻り技術を継承していきたい。日整としてもどのようにしていったらベストとなるか検討中です。より良き研修となるよう皆で進めてほしい」と述べた。

挨拶 公益社団法人東京都柔道整復師会伊藤述史会長代理 新井 宏副会長
「骨折・脱臼の施術が減り資格そのものが危ぶまれる。制度改革で内容は充実していくが、それだけではなく本当の意味での匠の技が重要になってくる。この事業がうまくいくように、日整学術教育部に協力していく」と述べた。

講義1 (13:10〜13:30)
肩甲上腕関節の機能解剖
  学術教育部 米田博伸
肩甲上腕関節の解剖を紹介し、構造の特徴などを概説。

講義2 (13:00〜14:30)  
超音波で観察する肩関節の解剖と肩関節脱臼  学術教育部 佐藤和伸
株式会社エスエスビーの協力のもと、モデルを使って実際の超音波画像を提示し、講義1を受けて超音波解剖を詳述。また肩関節脱臼や脱臼骨折などの超音波画像を紹介し説明。

講義3 (14:30〜14:55)  
肩甲上腕関節脱臼の発生機構(機序) メカニズムの理解  高須周平会員
烏口下脱臼の発生機転やコッヘル法による整復を、FraDisビデオと骨模型シミュレーターを使い説明したあと、聴講者全員が実際にシミュレーターに触れて整復法を体験。

休憩 (14:55〜15:05)  

講義4 (15:05〜16:50)  
肩甲上腕関節脱臼の整復・固定  高崎光雄会員
肩甲上腕関節の構造や肩関節脱臼の発生機序や特徴、合併症などを説明したあと症例を提示。歴史的な種々の整復法を動画で紹介して、固定法や後療を説明。

閉会の辞 (16:50) 学術教育部長 長尾淳彦        





平成31年度から「匠の技 伝承」プロジェクトが始動

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