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運動器超音波研究会in千葉
本会会員の嶋木先生が主宰する本年度第3回目の研究会が平成27年11月29日(日)本会会館において開催されました。今回はこれまでも取り上げられてきたエラストグラフィとドプラを中心に、考察を進めました。 午前の部は、手持ちのパソコンのUSB端子に特殊なプロ−ブを差し込むだけで超音波画像が診られるUSB超音波診断装置SeeMoreと、持ち運びができてエラストグラフィも装備された高性能機Noblusとを使用して、実技の中で画像の比較検討を行い、SeeMoreのセクタ−方式による運動器画像にも理解を深めました。これは既に、超音波診断装置を持っている先生にも、往診やデイサ-ビス内での携帯用として、メイン機のサブに使用できるものと考えます。 午後の部では、ドプラ機能にさらに理解を深めるため、速度表示、パワ−表示、パルス表示及びエラストグラフィ機能の解説もされました。エラストグラフィにはシェアウエ−ブとストレインの2方式があるが、今回は国内で最も普及しているストレイン方式を搭載した実機(Nobulus)で解説されました。
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