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「来年も待っています」と握手 −トライアスロン大会救護・ケア活動−
6月12日(日)、トライアスロン大会の「アイアンマン70.3セントレア知多半島JAPAN」が開催され、今年も事業部員や支部会員33名・勤務柔道整復師17名・学生19名の、総勢69名が、レースを終えた選手の救護・ケアにあたった。 この大会はWTC(World Triathlon Corporation)が世界各地で開催しているトライアスロンのシリーズ戦のハーフ版(スイム1.9kmバイク90.1km、ラン21.1kmの総距離113.1km=70.3マイル)で、日本で唯一、愛知県で開催されている。 7回目となる今年は1,703名の選手がエントリーし、曇天の空模様のなか小雨と風に晒されながら知多市・常滑市・半田市を舞台に戦いを繰り広げた。 午前7時30分のスイムのスタートから4時間。オーストラリアから参加したプロ選手・Mitchell Robins(ミッチェル ロビンス)さんが04:01:49で優勝、2連覇を果たし会場は大いに沸いた。その後選手が続々ゴールし、12時半頃から本会のブースも混み始め、会員らは懸命に選手と向き合った。なかには昨年と同じ施術者にあたった選手もいて、「ここでケアを受け、帰りには身体がとても楽だった。同じ方にやってもらえるとは感激です」、「来年も待っています」と握手を交わす心温まる場面もあった。 午後3時10分、受付を終了。その時点で327選手が本会のブースを訪れ、設定していた300人超えの目標を達成した。会員らは満足感を得るも、今回もまた締め切ったあとにも多くの選手が訪れ、申し訳ない気持ちとともに来年も全員一丸となって頑張ろうと気持ちを新たにした。
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