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前期と同じく学術部の三本柱である「温故啓新・学術に垣根なし・基礎と臨床の融合」を基とし「不易流行」を大切にしながら事業を行っています。本年もそれに沿い、下記スポーツ科学講習会を開催致しました。
○第1回スポーツ科学講習会 平成28年7月10日(日)兵庫県柔道整復師会館において甲南女子大学 看護リハビリテーション学部 理学療法学科 川勝 邦浩先生をお迎えし「ROM-T、MMTの原理と実技」と題してご講演いただきました。 ROM-T(Range of motion-test)とは関節の可動域(どれだけ関節が動くのかを測る)のテストです。MMT(Manual Muscle Testing)徒手筋力検査法は筋力をゼロから正常までの6段階に分けて行う評価方法です。 計測にあたって注意すべき点、間違えやすい点など分かりやすくお話していただきました。
○第2回スポーツ科学講習会 平成28年10月30日(日)兵庫県柔道整復師会館において特定非営利活動法人ムラのミライ専務理事宮下和佳先生と鳥居亜佑美先生をお迎えし『対話を通して、ホントの課題を見つけよう〜メタファシリテーション』と題してご講演いただきました。 メタファシリテーション(対話型ファシリテーション)という手法を用いて当事者自ら決断して問題の分析、行動変化に向かうよう一問一答形式で当事者の気づきをサポートする手法です。当事者の思い込みが出てこないよう『事実』だけを聞いていきます。 参加者36名は座学では集中して講義を聴き、3人一組のワークでは真剣な中にも笑顔溢れる講習会となりました。
広報事業部 松永 佳三
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