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第31回猿鬼歩こう走ろう健康大会ケアサポート
平成29年5月7日(日)、能登町柳田運動公園で「第31回猿鬼歩こう走ろう健康大会」が開催され、「走ろうの部」と「歩こうの部」に県内外から1,398名が参加しました。共催である公益社団法人石川県柔道整復師会からも「赤十字奉仕団・サポート接骨石川(SSI)」のスタッフとして会員23名が、今年で15回目となるケアサポートを行いました。 前日の午後3時より柳田体育館で18台のベッドを並べブースの設営を始め、午後5時からはテーピングに関してのサポート研修会を実施し本番に備えました。当日は晴天に恵まれ朝の6時50分には早くも選手が受付に並び、直ちにコンディショニングとケアを開始しました。 「走ろうの部」では3キロからハーフマラソンまで4つのコース、「歩こうの部」にも4つのコースがあり、子供たちから高齢者、記録を狙うランナーからダイエット目的で走る人まで幅広い選手が参加します。当然ケアの希望も様々ですが、これまでのケアサポートの経験を生かして会員全員でスムーズに対応します。 ケアブースのある柳田体育館の前では能登高校書道部の「書道パフォーマンス」や柳田中学校の「柳中よさこい」が会場を盛り上げ、ケアを希望する選手が一番集中する10時過ぎからは地元の「中島中学校」の4人の生徒さんがケアサポートに加わりました。昨年より行われている中学生の職場体験学習の一環で、男子生徒と3人の女子生徒が交代に選手を案内したり、ベッドの消毒をしたりと一生懸命に動いてくれました。ケアサポートに中学生が加わるのはとても珍しいことだと思います。これも今までのケアサポート活動が大会関係者だけでなく、中学校の先生方や父兄にも「間違いのない活動」であると信頼されている証拠だと思います。 始めたころはケアサポートのやり方も手探りで、なにより専用の機材も無く、地元会員の施術室のベッドを何回も軽トラックで運ぶなど苦労してブースを作り、ケア活動を行いました。それでも選手に「楽になってもらいたい」「いいコンデションでいい成績を残してもらいたい」という気持ちを会員全員が持ってケアサポートに当たったことが、現在の信頼につながっていると思います。 昨年は30回の記念大会で参加者も多かったのですが、今年は昨年に比べ参加者が575人も減りました。しかしケアを受けた人は参加人数に関係なく、去年よりも一人だけ少ない203人でした。「ありがとうございました」と笑顔でブースを出て行く人々を見ていると、我々のケアサポート活動が本当に喜ばれている事を実感します。歴史ある大会のためにも、これからも頑張ります。 広報員 錦川孝彦
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