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KOMATSU全日本鉄人レース ケア・サポート報告
平成29年9月24日(日)第36回KOMATSU全日本鉄人レースが開催されました。小松ド−ムをスタート・ゴ−ルとして木場潟周辺から小松路を抜けるこのコースの特徴は、一般の鉄人レースと異なり、水泳の行程が無いかわりに登山を行うコースがあることです。40kmのバイクの後に標高604mの動山(ゆるぎやま)登山10km、バイク20km、ラン20kmと選手は過酷な挑戦を行います。この鉄人の部門を含め、ロング、ショート、チームリレーの4部門に今大会では565名が参加しました。 公益社団法人石川県柔道整復師会は、日本赤十字奉仕団・サポート接骨石川(SSI)として小松ドーム内にケアブースを設置し、本会会員40名が参加選手のケア・サポートを行いました。 午前5時より行ったレース前のケアでは、障害のある部位にテーピングを施したり、不安を訴える部位に対してパフォーマンスを発揮できるよう指導をしたりしました。レース後のケアでは、筋緊張が強い部位にストレッチを行い、必要とする部位へアイシングを施し、疲弊しきった選手のケアを行いました。過酷なレース故、クオリティの高いケアを求められることから、ケアを行う内容も各会員が選手の状態をしっかり把握し行います。 選手の方々からは、「レース前に足部へテーピングをしてもらったお陰で足の運びがスムーズ出来た」、「筋痙攣を起こしそうになった張りのある筋肉が弛んで楽になった」など、多くの喜びの声を頂きました。 また、毎年お手伝い頂いている金沢大学トレーナ部(Katt)の学生の皆さんが17名とその卒業生である理学療法士2名、北信越柔整専門学校から2名の方が参加頂き、準備から運営のお手伝い頂きました。 今回の大会で行ったケア人数は約300名と出場選手の半数を超えており、選手の方々に信頼して頂き頼りになるサポートとして評価を頂いていると証と、ケアをする私たちも身の引き締まる思いです。来年も小松ドームでの出会いを楽しみにしております。 広報員 錦川孝彦
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