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金沢マラソン2017 ケア・サポート
平成29年10月29日金沢マラソンが開催されました。本会は、赤十字奉仕団サポート接骨石川(SSI)として、石川県スポーツトレーナー連絡協議会(IST)、金沢大学トレーナー部の皆さんとの合同計56名で、出場選手の方々466名のケアサポートを行いました。 「弁当忘れても傘忘れるな」昔から金沢に根付いた言葉ですが、石川県は、都道県別年間降水日数が165日と日本で一番多いとされています。雨の金沢の街並みも風情がありますが、台風22号の影響で開催を危ぶむ声まで聞かれた日となり、13,000人の選手の方々が雨と風の中を力走しました。 コース上で25km、30km地点救護所、フィニッシュ後の緑地公園内陸上競技場、緑地公園内特設テントにおいてケアを行いましたが、雨風となると心配されるのは選手の方の低体温、筋痙攣です。各救護所では、車いすが必要となる程の筋痙攣を起こした選手が運ばれ、医師が判断し指示を受けて処置を行っていきます。 私たちのケアサポートの中心はゴール地点の金沢緑地公園内特設テントですが、機能回復を目的にストレッチ、アイシング、必要によりテーピング等の処置を行いました。各大会でのケアサポートの回数を重ねるたびに、それぞれの技術向上を目指してきましたが、昨年まで一番の課題となり対応に苦しんだ「筋痙攣の対応の仕方」について、一年をかけて協議し研修会を開催してきました。今回の大会は、そのことが確実に成果として感じられたと思っています。 これからも総力をあげてサポートしたいと思っておりますので、選手のみなさん来年もケアブースでお待ちしています。
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